グーグルアドセンスは規約違反に注意【NGワード・画像編】
ブログアフィリエイトを行っていくなら
必須の広告配信のサービスであるグーグルアドセンス。
同種のサービスのなかでも
群を抜いて稼ぎやすい(報酬が高い)として
大きな支持を得ています。
一方で、関連記事でも見たように、
運用にあたってはかなり厳しい規約が設けられています。
⇒「グーグルアドセンスは規約違反に注意ー基本編ー」
ここでは画像・写真などの観点で注意すべき点を見ていきます。
扱わないほうがいい写真・画像
グーグルアドセンスを運用していくにあたり、
参照しておかなければならないものとして、
などが挙げられます。
これらにしたがって運用しなければ
最悪の場合、2度とアドセンス広告を貼り付けてもらえなくなります。
使用する写真・画像に関して特に気にしておかないといけないのは
「禁止コンテンツ」についての規定です。
この規約を見ると、
・アダルト コンテンツ
・個人、集団、組織を誹謗中傷するコンテンツ
・著作権で保護されているコンテンツ
・薬物、アルコール、タバコに関連したコンテンツ
・ハッキング、クラッキングに関連したコンテンツ
・報酬プログラムを提供するサイト(「報酬提供」サイト)
・Google ブランドを使用しているサイト
・暴力的なコンテンツ
・武器および兵器に関連したコンテンツ
・その他の違法なコンテンツ
とあります。
これらの内容を含んでいるブログや投稿記事に
アドセンス広告を貼り付けることは禁止されているとあります。
これらのなかで、
ブログアフィリエイトを行っていてよく話題にあがるものとして、
アダルトコンテンツ
明らかなものは当然ですが、
ネット上で報告されているさまざまな事例を見てみると
「グラビア水着の写真」など、
肌の露出の多いものをアダルトコンテンツとみなされて
アドセンスを剥奪された例を見かけます。
しかもこれは女性だけでなく、
男性の写真・画像も気を付けた方がいいと言われています。
「~と言われる」といったような表現をしているのは
何がOKで何がアウトなのか
グーグルがすべての例を示しているわけではなく、
また、判断するのはグーグルのスタッフ
つまり人間であるため、
同じ写真・画像でも、
見る人によって判断が分かれると考えられるからです。
ネット上には
さまざまなグーグルからの「ペナルティ」エピソードが
語られていますが、
必ずしもみんなの言っている内容が
一貫してはいません。
ですので、一番安全なのは
「怪しいかもしれない」ものには手を出さない
ということです。
「男性の水着姿がなんでアダルトなんだ!」
などと文句を言っても、
ペナルティを受けてしまったら、
正しいかどうかというよりも
「ペナルティを受けた」という事実だけが残ります。
できるだけ安全にいったほうがいいでしょう。
著作権・肖像権などを侵害しているもの
写真や画像には、
それを撮影・作成した人が持っている「著作権」があります。
また、人物などが写っている場合は
「肖像権」や、有名人だとさらに「パブリシティ権」といったものが
存在します。
ここではこれらの詳しい説明は省略しますが、
要するにざっくり言うと、了承を得ないで
・他人の作った(撮影した)ものを勝手にパクってはダメ
・一般人であれ、有名人であれ
人物が誰なのか特定される形で写っているものはダメ・アニメなどのキャラクターやロゴマークもこれらに含まれるのでダメ
ということになります。
僕は雑誌の編集もしていましたので
経験がありますが、
たとえばディズニーはこの点に関して非常にシビアです。
また、ジャニーズも所属タレントの写真などの扱いは
かなりシビアだと言われます。
(アマゾンなどのショッピングサイトでさえも
ジャニーズタレントが写っている本の表紙などが
シルエットになっているのを見たことがある人もいると思います)
勝手に使用して、
権利を持っている人や会社がグーグルに訴えて
「アウトです」と言われたらそれまでです。
これに関しては
現実的に問題ないという人たちもいますが、
法律違反でもあるので、
手を出さないほうがいいです。
使用しないほうがいいNGワード
では今度はブログ記事中で使用する言葉を見ていきましょう。
これらは通称「NGワード」と呼ばれ、
そのワードが使用されているとグーグルに「アウト」と
見なされる危険があると言われています。
こちらも写真や画像と同じく、
同じ言葉でも大丈夫と言う人とアウトと言う人の
両方がいることも多く、
明確な線引ができるわけではありません。
ですので、
判断に迷ったらそこには近づかないのが安全策です。
よく話題になるNGワードとしては
◆自殺、殺人、ヤクザ、暴力団、死、遺体、銃器や爆薬関連用語
◆(女性の胸の)カップ、ホモ、ゲイ、レズ、フェチ、AV女優の名前
◆一般人の個人名
などが挙げられます。
また、ブログ読者が投稿したコメントも
審査対象となるとも言われていますので、
念のため、そちらにも気を配っていたほうがいいでしょう。
ですが、さきほど話したように
完全に一貫した明確な基準がなく、
しかも恐ろしいことに
ペナルティを受ける際に、具体的にどのポイントがアウトなのか
グーグルは教えてくれないのです。
単に、
「このページがアウトですよ。他にもアウトのページがあったら修正してね」
と突然警告されて、何がアウトかを想像して対処しなければなりません。
ですので、
ネット上で数多くのエピソードと違反に関する推測が
飛び交うことになるのです。
そして、誰も本当の正解を知らない、という混沌とした状況が生まれます。
あまり深く考えても結局は明確には分からないので、
規約に書かれている内容に違反「するかもしれない」ものに
近づかないのが無難、ということになってしまいます。
あと、よく言われるのが、
「子どもと一緒に見ることができる内容か」を判断基準にすればよい
というものがあります。
これは、参考にはなります。
いずれにせよ、
いつ規約が更新されて内容が変わっているかも分からないので、
折に触れて確認するようにしたほうがいいでしょう。
◆その他のアドセンス規約に関するグーグルの参照ページ
Inside AdSense : 勉強会レポート:スマートフォン向けサイトに関するよくある質問
まずは、「ポリシーによくある質問」からでも読んでみましょう。
具体的な例が語られていますので、読みやすいかと思います。