公務員の仕事にはやりがいが「ない」のか、「感じない」のか。そのホンネと構造上の問題


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一度就職してしまえば基本的にはその身分が保証されることから
不況にも強いと言われる公務員という仕事。

それだけに不況時には、より注目を浴びる職業です。

一方でその「やりがい」についてもしばしば考えさせられます。

公務員とは

ひと口に「公務員」と言っても非常に幅広い職種にまたがっています。

ご存知のように、公務員は国家公務員と地方公務員の2種類があり、
さらにそれぞれが特別職と一般職に細分されます。

特別職というのは、政治家や裁判官、自衛隊員といった
文字通り特別な職であり、私たちが一般に「公務員」と聞いて
イメージするものとは違っているかと思います。

一般職は、各省庁や県庁、市役所など、俗にいう「役所」の職員や
公立学校の先生、警察官、消防士など多岐にわたります。

ところで、日本にはどのくらいの公務員の方がいるのでしょうか。

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(グラフ:「高校生新聞」より)

約340万人もの方が公務員として日々働いているとのことで、
そのうちの2割弱が国家公務員、8割強が地方公務員となっています。

ものすごい数だという印象ですが、
意外にも、世界と比べるとそうでもないようです。

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(グラフ:yahoo!ニュース「日本の公務員の異常な少なさ(OECD平均の半分以下)は「女性の貧困」にもリンクしている/井上伸」

これらの国々のなかで日本における公務員の割合というのは最も低いようです。

反対にデンマークやノルウェーといった北欧の国では
約3人に1人が公務員・公的部門職員という、日本では考えられない数字です。

国の政策などもまったく違うので
単純にそれが多いとか少ないとかは論じられませんが、

いずれにせよ、日本では10数人に1人の割合で
公の職業についているということになります。

公務員のイメージと実際

公務員への世間のイメージですが、

公務員は、「安定している」「リストラの対象にならない」「休みもきちんとある」などというイメージがあり、就職先として常に一定の人気がある。

のですが、一方で、

「給料が安い」「激務な上、家に帰れない」「思っていた公務員のイメージと実際は全然違う」などの理由で途中退職し、民間に流れる人も一定数いる。
実際、霞ヶ関の官僚には月100時間以上もの残業がある人も結構居る。
(引用はいずれも http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%85%AC%E5%8B%99%E5%93%A1 より)

といった現実もあり、身分の安定があるからといって
必ずしも満足で納得のいく人生を送れるというわけではありません。

私が直接見た公務員

私は以前していた仕事の関係で、地方公務員の
複数の「お役所」の方々がクライアントだったことがあります。

担当者の中には大学卒業間もない方もいましたし、
長年勤めてきている方もいました。

もちろん、男性も女性もいました。

やはり若い方は、
いきいきとして仕事のなかに「使命感」のようなものを持っていました。

しかし年配の方になるほど、
一番大切なのが「問題が起こらないこと」になっていく傾向が
かなり顕著でした。

もちろん、心のなかでは同じく使命感も持っているのかもしれませんが、
「問題が起こらないこと」を非常に重要視していることには変わりありません。

俗にいう「お役所仕事」な印象をやはり受けるのです。

しかし、個々の方々と親しくなっていくと違った側面が見えてきます。

ひとりの人間としては、「こうしたい、ああしたい」「こういう風にあるべきだ」と
仕事に対してしっかりとした、
お役所仕事のイメージより断然熱い想いを持っていたりするのです。

しかしその想いを阻む、「公務員」を運営する上での
制度や構造上の問題、職業の性質上の問題が大きく横たわっているのです。

公務員の士気を阻害する構造・性質

例えばある企画を考えていて
かなり面白いものを考えついたとしても、

担当の公務員の方は、個人としては「面白い!」と思っていても
「稟議が通らない」と、そこで気持ちがくじかれます。

なぜ、通らないのかという理由で多いのが、
「前例がないから」だったりします。

そんな理由でNGなら、士気も下がります。

では、なぜ「前例がない」と駄目なのか。

それは、一般市民から「文句」が上がってはいけないからです。
前例は、そのハードルをクリアしてきているからなのです。

この点が民間企業と決定的に違うのです。

民間企業なら、自分たちが「価値がある」と思うものを生産し、
それを気に入った人が購入することで関係が成立します。

気に入らない人はそれを購入しないだけです。

仮にクレームがあったとしても、
究極的には、民間企業はクレームを言う人と
付き合っていく義務はありません。

無視できるのです。

ですが公務員の場合、
クレームを言う人を無視するわけにいきません。

一般市民全員が「お客様」で、
基本的に何があっても「お客様」でなくなることはありません。

ですので、

民間企業では100人中10人が「素晴らしい!」と言うものを
目指すことができ、その裏で50人が「あれは面白くない」と
言ってもかまわないのです。

しかし、公務員は100人ともが「別に文句はないです」と言う
ラインを超えることが最重要課題となってしまうのです。

そこを目指したときに、10人の人が「素晴らしい」と感じるものに
なっている可能性は限りなく低くなっています。

ですので、組織内での個々への評価も
「成功したか」よりも「失敗しなかったか」のほうが
より評価されるとも聞きます。

そうして、20代前半ではキラキラしていた瞳の輝きが
次第に失われていっているように思えました。

やりがいを求めるなら

もちろん、個々の性格にもよるでしょうし、
職種によっては本当にいきいきとしながら
使命を持って職務についている公務員の方々も
たくさんいるでしょう。

私の友人に中学校の教員が何人かいるのですが、
なかには、本当に子どもたちを立派な大人に育てたいと
使命感を持って「天職」だとして日々を送っている者もいます。

ですので、一概にはいえないのですが、
先述のような側面があるのも事実です。

そんな側面のなか、やりがいも感じることができないままで
一生を終えていくのはもったいないですし、
どんどん疲れていってしまいます。

一方で生活・経済の安定を考えると、
公務員というのは非常に力強い選択肢であることは
間違いないです。

なんとかして、人生のやりがい・生きがいと
経済面での自由、少なくとももう少しの(精神的)ゆとりとを
両立させる方法はないのでしょうか。

私は現在、そんな思いを抱えている方に向けて
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(現役で公務員の方はご家族に協力してもらうなどして、
副業禁止規定の遵守をお願いします)

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