10万円金貨の重さと価値、そして意外な買い取り価格
興味がある人は興味ある、
興味がない人はまったく興味がない。
「10万円金貨」という記念硬貨について、
ちょっと意外なうんちくを調べてきました。
日本で発行されている10万円金貨
「金貨」なんていうワードを聞くと、
なんだかゲームの世界の話のように思える人もいるかもしれません。
ですが日本の現実世界でも「金貨」は発行されたことがあり、
現在も貨幣として使用することが可能です。
そのなかに「10万円金貨」なるものがあります。
日本で発行されている10万円金貨には2種類あります。
◆昭和61年・62年発行の昭和天皇(裕仁)御在位60周年記念10万円金貨
◆今上天皇陛下御即位記念10万円金貨
これらはいずれも「10万円のお金」として利用できます。
金相場の上昇
ここで金の価格の推移を見てみましょう。
(グラフ引用:「田中貴金属工業株式会社HP」より)
これは2015年2月27日時点の情報を最新の情報とする
1カ月間の金価格の推移です。
価格はこの1カ月下降傾向をたどっており、
2月27日時点で1グラムあたり5,065円となっています。
1月23日か24日あたりのピークでは1グラムあたり
5,383円の値段をつけています。
ですが、長期的には近年は金価格はずっと上昇してきており
以前よりかなり高値がついている現状です。
10万円金貨の重さ
勘の鋭い方は、すでに気になっていることでしょう。
金の価格が上昇しつづけているなら、
10万円金貨の重さによっては10万円以上の
価値になるのではないかという疑問。
では、10万円金貨の重さはいくらでしょうか。
調べてみると、上記の2種類で
それぞれ重さが違うことが分かりました。
昭和天皇(裕仁)御在位60周年記念10万円金貨の方は
金の重量は20グラムだそうです。
一方、今上天皇陛下御即位記念10万円金貨は
金の重量は30グラムとのこと。
1.5倍の開きがありました。
計算してみると・・・
上の表の2月27日時点での
価格(1グラムあたり5,065円)にもとづいて計算してみると、
5,065円×20グラム=101,300円
5,065円×30グラム=151,950円
となり、どちらも10万円を超えています。
特に今上天皇陛下御即位記念10万円金貨は
15万円を超える価値分の金を利用した10万円金貨となります。
10万円金貨の取引価格・買い取り価格は
そうなると気になるのが実際に10万円金貨が
いくらで取引や買い取りされているのかということ。
「買取110番」というサイトを見てみると
2015年2月27日相場の参考買取価格として、
今上天皇陛下御即位記念10万円金貨に
134,352円の価格が付いています。
また、2015年3月1日時点でのヤフオクを見てみると
この金貨は14万円台半ば~後半の価格で入札されているようです。
使えるのは貨幣としてのみ
10万円金貨の意外な価値が分かったのですが、
気をつける必要があります。
それは10万円金貨はあくまでも貨幣であり、
これを溶かして単なる「金」にすることは法律で禁じられています。
お金を偽造してはいけないのと同じなのです。
ですので、単なる金20グラム、30グラムと比べると
取引されている価格はやや安くなっているようにも思われます。
金としての価値、コレクションの対象としての価値、
そのあたりが微妙に絡み合っての価格でしょう。
(在位60周年記念10万円金貨の方は、
コレクションとしてのプレミアはつかないようですね)
金相場よりも堅実に
この金貨も含め、金相場の変動を利用して小遣い稼ぎ、
あるいは本格的に投資を行っている方も多いと思います。
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