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将来の職業って、みなさん決まっていますか?

あるいは、すでに働いている方は、
働く前から思っていた職業に就いていますか?

将来の職業が決まらない

将来の職業が決まらない方も結構いるのではないでしょうか。

僕は今40代で、雑誌の記事を書いたり、
こうしてインターネットビジネスをしたりしているわけですが、

こんなことを社会人になる前に思っていたかというと
まったく思ってもいませんでした。

むしろ真逆で、大学に行ったメインの理由が
「まだ働きたくない」「まだ何をして働けばいいのか分からない」
というものでした。

こんな動機だとお怒りになる方もおられるかもしれませんが、
実際にこれが正直な理由でした。

小学生の頃からすでに

思えば、「将来◯◯になりたい」なんて思った記憶がなく、
過去のアルバムなんかを見返したときに、

幼稚園のときに「野球選手になりたい」なんて書いていたのを
見つけたくらいで、

すでに小学校3年生のときには、
「大人になったら、子供になりたい」
「大人になったら働かなあかんねんで。
子供やったら毎日こうやって遊んでられるやろ」などと
言っていました。

中学・高校では先のことなどほぼ何も考えず
ただ毎日を楽しく過ごしていました。

そうして高校3年生の夏になって、
上記のような気持で大学に行くことを選択しました。

やはり将来の職業が決まらない

大学生になった初日、つまり入学式の日、
「この4年間が終われば働かなければならない」

だから、
「今までみたいに、何も考えずに毎日が楽しい、
なんて言っていたらあっという間に4年生になって、
何も分からないまま何の仕事をするかを決めなければ
ならなくなってしまう」

だから、
「ヘラヘラ笑っている場合じゃない」
「真剣に何をしたいか考えないといけない」

と、自分に言い聞かせるというか、
危機感みたいなものを感じていました。

いろいろ考えるのですが、
結局、「これだ!」と決めきれるものはなく、

途中1年休学して、
ニュージーランドに行ったりして、

でも、何も決められず、
そのことに直面できなくなってきて、

4年生の頃には大学にも行かずに
毎日パチンコ屋に入り浸るような生活になっていました。

もちろん、
就職活動などまったく、文字通り何もしませんでした。

「このまま、したくもない仕事で
サラリーマンを一生するなんて嫌だ」と思っていました。

かといって、じゃあどうするんだ、
というのも何も浮かばずに大学卒業を迎えます。

卒業式の日は、同級生の友人に頼んで
僕の代わりに卒業証書をもらってもらい、
僕自身は、家の近くの工場でアルバイトをしていました。

もう、いろんなことが分からなかったというか、
決められなかったのです。

母がヤバくなって

その後、1年半ほどして運良く
地元の会社で雑誌の立ち上げに
社員として携わらさせてもらうことになるのですが、

それまでは、何も決められないまま
「このままだったら将来・・・」みたいな恐怖に近い不安を覚えながら
ただなんとなくアルバイトを転々とする日々でした。

そして、この就職も、
母がくも膜下出血で倒れて命が危うくなったことがきっかけでした。

そんな状況になって初めて
「働かなあかん」と思ったのです。

決して、母のためになんて格好のいいものでもなく、
ただなんとなく状況としてヤバいと感じたというレベルでした。

ですので、雑誌の編集がしたい!みたいな明確な動機でもなく、
とにかく就職した、という感じでした。
(実際、入社するまで雑誌をつくるということもよく分かっていませんでした)

常に心のなかで・・・

その会社では一生懸命に働きましたが、
一方で常に心のなかでは
「ずっとこのままなのは違う」とも思っていました。

でも、「では何をするのか」は見えませんでした。

なので、その後も色々あることになります。

その紆余曲折はまたの機会にお話できればと思いますが、

そこから20年近く経って、
正直、今でも「まだまだ違う」と感じている部分はあります。

常に心にあるのは
「こんなはずではない」「こんなままなわけがない」「まだまだ全然違う」

そんな思いでした。今もそうです。

将来の職業が決まらなくても

それでも、20年前に比べると、
はるかに未来への希望・展望を持って日々を生きています。

もちろん、子供の頃から将来への明確な目標を持って
それに向かって努力を継続している人のことはスゴイと思います。

一方で、僕のように決まらない、決められない方も多いと思います。

で、そんな人に僕が言えることがあるとすれば、
それでも「何かあるはず」「こんなままなわけがない」と
心のなかで思い続けて、

年齢を重ねたとしても
何ひとつあきらめたりしないでほしい、ということです。

これは、たとえばプロ野球選手になりたいという思いを持ったとして、
力量が足らずにプロ野球選手になれないのに、いつまでも
「いや、俺はプロになる」なんて思い続ける、という意味ではなく、

プロ野球選手になって到達しようとした、
気持ちや状況があるはずです。

「金持ち」かもしれませんし、
「子供たちに夢を与える」ことかもしれません。

その気持ちや状況に対して、
何ひとつあきらめないでほしい、ということです。

将来の職業が決まらなくても、

自分になんでも出来るとして、
その際に到達したいと思う状況や気持ちを
想像してみてください。

その気持ちや状況に到達することを
まったくあきらめないでほしいと思います。

もちろん、日々生きていくわけですから
生きていくためのお金は稼がないといけないですが、

そうしながらでも、
それでも思い続けて探し続けていってほしいと思います。

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