インターネットビジネス全般を見渡したとき、
もっとも重要なものと聞かれれば、あなたは何と答えるでしょうか。
SEO?
リスト?
アクセス数?
人は言葉に反応する
SEOもリストもアクセス数も、
どれも確かに、大切なものでしょう。
どれも、その質や量が多いほど、
収益は大きくなる可能性があがるでしょう。
しかし、もっともっと、ずっとずっと大切なものがあります。
ですが、簡単にお教えするわけにはいかないので、
これよりこの記事の下は、絶対に絶対に、見ないでください。
…………やっぱり見てしまいましたね。
普通、「絶対に見るな」とか「絶対に触るな」とか言われると、
余計に見てみたくなるし、触ってみたくなったりしがちです。
他にも、以前から買うか買わないか迷っている
パソコンがセールで売られていて、
「残りわずか2台!」とポップが貼られていたらどう感じますか?
実際に買ってしまうか、買わなくとも、
「買ってしまおうか」な方向に気持ちが傾くのではないでしょうか。
人は言葉に反応するのです。
それがいいとか悪いとかの前に、
厳然たる事実として、言葉によって人の心は揺り動かされるのです。
なんだか良心がとがめるのですが…
この言葉の持つ力を利用するのがコピーライティング。
そして、冒頭の質問への答え、
ネットビジネスで一番大切なものこそ、
このコピーライティングなのです。
コピーライティングが上手くなればなるほど
どんなものでもユーザーに買ってもらうことができるように
なっていくでしょうし、
異性に自分のことを好きになってもらったり、
なんてことも不思議ではありません。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
こんなふうに見ると、ちょっと非倫理的に思えて、
あなたは「なんだか良心がとがめる」感じがするでしょうか。
腹黒い、意地汚い人間に感じてしまうでしょうか。
では、あなたに聞きます。
好きな女子がいて、
その女子をデートに誘おうとしている男子がいるとします。
男子がLINEでデートに誘おうとするときに、
「何ていえば、相手はOKしてくれるか」
「どうやったら、嫌われないですむか」
と、一生懸命に考えている姿を見て
あなたは、「腹黒い」「人を騙している」と感じるでしょうか。
コピーライティングをなめないで
商品を買ってもらいたくて、
お客さんが商品を買いたくなるような言葉と表現を考えること、
自分を好きになってもらいたくて、
相手が自分を気に入ってくれるような言葉と表現を考えること、
これはどちらもコピーライティングです。
この2つにどんな違いがあるのでしょうか。
もし、商品を売ろうとすることに腹黒さを感じて、
自分を気に入ってもらおうとすることに健気さを感じるとしたら、
それは、コピーライティングのせいではありません。
あなたは心の底では
「この商品は買うべきではない」と感じてはいないでしょうか。
あなたが本当に美味しいと思っているレストランがあって、
そこに友人を誘っているのに、興味を示してくれないとき、
「騙されたと思って一度一緒に!」と誘ったりはしないでしょうか。
この、「騙されたと思って一度一緒に!」なんていう
言葉の選択、表現方法こそ、コピーライティングなのです。
相手をその気にさせるために、
言い換えれば、
相手の心を動かすために考えだされた「言葉」「表現」です。
コピーライティングを
「胡散臭い」「良心がとがめる」的な色眼鏡で見るなんて、
コピーライティングに失礼です。
少しはそう思いませんか?